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かゆくてもかいたらダメ!悪循環に陥るかゆみ

2019年08月19日
せきが出ている女性

アレルギーは大きく分けて、食物、環境、花粉の3つがアレルゲンとなって起きており、皮膚に症状が出たり、気管支や鼻に影響が及んだりと人それぞれ症状の出方が異なります。
アレルギーでなくても虫刺されや金属に触れた時にかゆみを感じることがあります。
これを感じるのはヒスタミンが分泌されるためで、ヒスタミンの分泌を抑えないとかゆみが治まるまで引っ掻いてしまいます。

皮膚の場合、かゆいところを掻いてしまうと、バリア機能が低下し体の水分量も失われ、乾燥した状態になります。
すると皮膚はバリア機能が低下しているために、少しの刺激にも敏感になり、さらにかゆみを促進させてヒスタミンを分泌させ、かゆくなります。
つまりかゆみは悪循環によって引き起こされています。特にアレルギー性の場合はこの傾向が強いです。

皮膚は大変傷つくので、少しのアレルギー物質も刺激になり、さらにヒスタミンを分泌させかゆみを悪化させていきます。
引っ掻いたときに、かゆい部分だけでなくその周りもかゆくなることがありますが、これは悪化している状態です。
かゆみが生じたときは悪化させないためにもまず、この悪循環を改善していかなければなりません。

そのためアレルギーによるかゆみの治療は、まず痒みの原因となるヒスタミンを抑制し、肌の乾燥状態を改善する必要があるのです。
ヒスタミンを抑制するには抗ヒスタミン薬を服用します。抗ヒスタミン薬は、服用しても皮膚の状態は改善しません。
かゆみを促進させないための治療であるので、抗ヒスタミン薬を服用するのと同時に、引っ掻くことで傷つく皮膚の状態を良くしていきます。

皮膚はアレルゲンはもちろんのこと、汗やちょっとした刺激にも敏感です。
そのため体を清潔に保つことが基本です。
汗を大量にかいた後はシャワーを浴びるなど刺激となるものを洗い流してください。
その際ごしごし洗うのは良くないです。石鹸を良く泡立てて丁寧にゆっくりと洗っていきましょう。
そして洗った後はきちんと洗い流し保湿を行います。ポイントは体がしっとりしているうちに軟膏をぬることです。
お湯は意外と水分を飛ばしてしまうので、できるだけ早く保湿するようにしましょう。

皮膚がかゆいと、ストレスを感じやすくなったり睡眠不足になったりと生活にも支障が出てきますし、皮膚そのものの状態が悪くなってしまいます。
人前で無意識でひっかいてしまうこともあり、人の中にいることが苦痛になってしまうこともあります。
かゆみは我慢せず、適切な治療が大切になるのです。