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アレルギー体質を改善する方法

2019年11月29日

アレルギーは目や皮膚のかゆみ、鼻水や鼻づまり、咳など不快な症状があります。原因となるものは花粉やほこり、カビなど身近なもの、遺伝、生活環境の変化など様々で、人によってもアレルギーによる反応の仕方や程度は違いますし、そのアレルギー症状が強く出る場所も違います。アレルギーの体質は簡単に改善することはできません。ですが、少しずつ変えていくことはできます。

アレルゲン免疫療法は、アレルゲンとなる物質を少しずつ体の中に摂り入れて、体にアレルゲンを慣れさせアレルギーの症状を和らげる改善方法です。主にアレルギー性鼻炎や気管支喘息、花粉症に用いられます。アレルゲン免疫療法には舌下免疫療法と皮下免疫療法があり、行われることが多いのは皮下免疫療法です。

皮下免疫療法は注射にて行うため医療機関を受診します。エキスの入った注射を週に1回から2回ほど行い、少しずつ量を増やしていきます。そして効果が出始めるようになったら少しずつ間隔をあけていきますが、皮下免疫療法の注射を行う際、皮膚の状況を見てやめておいた方が良い場合は医師の判断のもとその日の治療は行われません。医師が毎回きちんと確認しているので不安を感じることは少ないです。

もう一つの改善方法である舌下免疫療法は、舌の下にエキスの入った錠剤もしくは液剤を、1日1回舌の下に置いたり、スプレーをしたりします。最初の1回は医療機関で行いますがその後は自宅で自分で行います。ですが、スギ花粉が原因の場合、花粉が多く飛んでいる時期に行うことはできません。治療ができるのは6月から11月の間となります。

アレルゲン免疫療法はすぐに体質が改善されるわけではなく、最低でも2年は治療をしなくてはなりませんし、だいたい5年ほどかかります。

この他の方法としては、食事療法があります。食事療法は食物にアレルギーがある場合に行われることが多いです。基本的な考え方は、アレルギーが出たものだけ除去をします。ですが、原因となる物質を加工したり加熱したりすれば大丈夫である場合は少量食べるようにしますが、これは食べ物によっては調理次第で低アレルゲン化することができるからです。食事療法は何がアレルゲンになっているかをしっかりと知ることが大切であるので、医療機関との連携が必要になってきます。

アレルギーの体質は遺伝することが多いです。特に子供の場合は生活環境の変化によってもひどくなることがあり、少しずつ体質を変えていかなくてはなりません。自己判断ではなく、順を追って進めていくようにするのがポイントです。